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Inspiration

16 Inspiration

CRASTY
テーマは、「とにかく広いLDKの大空間」と「自然素材」。
約26帖のLDKを間取りの中心に据えて、そこから主寝室や子供部屋、水まわりへと繋がる平屋ならではの暮らしやすさを実現しました。
また、随所に自然素材を採り入れ、建物に表情をプラス。
その表情を引き立たせるために、際立たせる部位とそうでない部位を明確に分けて、メリハリを持たせました。
暮らしやすく、アクセントの効いた平屋。
これから家を建てる方のインスピレーションになる要素が詰まった一邸です。

担当設計士/平野 達也

一級建築士
トヨタウッドユーホーム本社

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広さを実感する大空間

足を踏み入れた瞬間、広さを実感できる約26帖のLDK。
リビング・ダイニング・キッチンが直線で繋がるシンプルな造りながらも、梁や下がり壁がないので数字以上の広さを感じられます。
また、床材は木の質感の強いウォルナット材を採用。
巾木や建具はワントーン濃い色を配色し、面積の大きい床の素材感を強調させています。

シンプルだからこそ広さをより感じるLDK。
そこには単調な空間にならない工夫が施されています。

シンプルな空間に存在感を

大空間のLDKは開放感を感じられるものの、殺風景になりがち。
そこで、玄関からLDKに入った際にはじめに目に飛びこむ場所に、壁掛けテレビ用のアクセントウォールを設置しました。
敢えて起伏を作り出し、そこに濃い色合いのアクセントクロスを設えることで、空間のメリハリと広いLDKのゾーニングを視覚的に生み出しています。
さらに、TVの音漏れ防止のために、アクセントウォールの壁には断熱材を充填。
隣の部屋にリビングのTVの音が漏れ聞こえない、暮らしやすさの提案もプラスしてあります。

リビングにスタディコーナー

掃き出し窓のすぐ近くにスタディコーナーを設置。
大空間のリビングに敢えて幅910mmの壁を設け、半個室のような空間に仕上げました。
家族とコミュニケーションが取れるリビング学習のメリットを保ちつつも、リビングからの目線を遮り集中力が高まる効果が付加されています。
また、参考書やノートなどの書籍類がリビングからは目に映りにくいため、シンプルなLDKの印象を損ねない効果も併せ持っています。

ショールームからヒントを得たテレワークスペース

お施主様と一緒に設備のショールームを訪ねた際に見かけたデスク風景。
そこからお施主様がインスピレーションを得て、手元や顔が隠れるほどの高い腰壁をカウンターの前に設けました。
腰壁を設けることで、6帖の個室をさらにゾーニング。
椅子に腰掛けると目の前が壁で囲われ、仕事に集中できるようになっています。
また、テレワークスペースは他の居室とは異なり、一面の壁にインダストリアルカラーのアクセントクロスを貼りました。
気持ちのONとOFFを切り替えるためのワンポイントです。

自然素材で表情豊かに

平屋は建物自体の高さが低いため、外観の表情も意識しました。
重厚感を出すために、厚さ18mmのストーン調のサイディングを使用。
建物に近づくと、木目柄の軒天が外観に色合いをプラス。
自然素材の石と木の二種類のマテリアルが、時間帯や角度によって外観に様々な表情を映し出します。
さらに外観の表情を最大限に引き出すために、雨樋や窓枠などの付帯するものは全て黒で統一。
黒色のパーツが自然素材の引き立て役となり、外壁や軒天に思わず目が行くよう仕立てました。
  • 所在地

    栃木県鹿沼市

  • 商品規格

    CRASTY

  • 工法

    2×4工法

  • 敷地面積

    401.33㎡

  • 延床面積

    116.34㎡